そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

責任の所在の不在

漢検のスキャンダルは、いま行われている公益法人改革に関連して表沙汰になったのだと思う。

公益法人改革とは、確か、官僚の天下りの温床であるとされる、

財団法人や社団法人を公益性を原則に整理しようというものだ。私の記憶では。

数多くの公益法人が存在しているが、現在は所管庁によって見事に縦割りに監督されているものを、

総務省で統一するか」というものだったと思う。

何でも総務省に権限を寄せてしまっていいのか、という意見もあるだろうが、

今回の漢検の問題は、所管である文部科学省が、きちんと監督していなかったことの

非常にわかりやすい結果ではないだろうか。

誰かそれを証明すべきではないかと思うが、実際には、漢検の元理事長にすべてを押しつけて幕引きとなるのかな。

A thing clear at a glance.