そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

ビヨンド・イマジネーション

6月11日 金曜日

熊本県議会の傍聴に行きました。
合志市区選出の高木健次議員の
一般質問があったからです。

通告書を引用します。

1.今後の財政運営について・・・・・・(知事)

2.菊池恵楓園の将来構想に対する県の取り組みについて
                ・・・・・・・・・(知事)

3.熊本都市圏北部地域における
 道路ネットワークの整備について・・・・・(土木部長)

(1)セミコンテクノパーク周辺の渋滞緩和対策について
(2)北熊本サービスエリアのスマートインターチェンジの整備について
(3)県道大津植木線のバイパス整備促進について

4.熊本の水問題について・・・・・・・・・(環境生活部長)
(1)水の戦略会議における議論について
(2)検討中の推進組織について
(3)熊本県地下水保全条例の改正について

5.高齢者の安全対策について・・・・・(警察本部長)

菊池恵楓園についての質問の中で、
「無らい県運動」の検証の遅れの指摘がありました。
公文書が廃棄されたりしていて、
困難を極めているらしいが、
それに対して、予算も人員も割かれていないらしい。

この公文書の保存については、
9日の一般質問で、大西一史県議が訊いています。
それに関して、熊日の「射程」欄に
宮下和也記者が、書いている記事を読むと、

「お役所の『行政文書』に表紙を付け、
とじたものを『簿冊』と言い、
熊本県の場合、
この簿冊を全部積み上げると
1年で3769㍍になる(2007年度実績)」

「毎日10㍍余り高くなる計算だ」

天草市の県営路木ダムや、県の不正経理問題で、
「残っとらんモンはしょうがナカ」
(熊本弁で、
残っていないものは、仕方がないでしょう、の意)
になってしまった部分があるので、
こりゃ何とかせんといかん、となったことに始まり、
検討委員会が作られ、その提言がまとまったとのこと。


高木県議の質問にあったわかりやすい例え。
熊本県の起債残高は、1兆3560億円に上るが、
1000万の札束は、約10㌢ということだから、
これが何と!13kmに及ぶという。
わかりやすいが、想像の範囲を超え、
かえって他人ごとみたいな気がしたのは、
私だけでしょうか。