うっかり見過ごしていたのだが、
10月1日付の熊日に、合志市で
「レジ袋削減推進協議会」(池永けい子会長、15人)の初会合が
開かれていたことが出ていた。
「地球温暖化防止や
家庭ごみの減量などが狙い。
県内では熊本市や水俣市、上天草市が
レジ袋有料化やマイバッグ持参の推進などで
削減に取り組んでいる」
と、記事には書いてある。
マイバッグ持参に反対するものではないが、
レジ袋削減にとどまってしまう運動ではいけないと、
確か以前このブログに書いたことがある。
たとえば、食品を載せるトレーである。
リサイクルに回すことができるのは、
両面白色である場合がほとんど。
だから、リサイクルされて黒の場合はともかく、
色柄つきのトレーを廃止するよう働きかけるとか、
そういうところまでつなげなくては、
クールビズと一緒で、本来の目的を忘れることになる。
協議会の名称が、レジ袋削減なので、
それ以上を求めても仕方がないけれど、
「地球温暖化防止や家庭ごみの減量」なら、
もう少し高邁な(高い理想を追求)ところを狙ってほしい。
「11年度当初に市内全世帯に
マイバッグを配布することも検討する」とも
記事にはあるが、
協議会においては、そういうバラマキは不要という
結論に落ち着くことを私は願ってやまない。
Cash register bag reduction.