よもやこういう日が来るとは、
いや、こういう記事が読めるとは、
本当にこれまで思いも寄らなかったことが不思議なくらい。
3月23日号のanan誌上、
「村上ラヂオ 第102回」のお題は
「ベネチアの小泉今日子」である。
まさに102回に、これほどふさわしいタイトルがあろうか。
※個人的な感想です。
それでは恐れ多くも引用します。
「人はときとして、
抱え込んだ悲しみやつらさを音楽に付着させ、
自分自身がその重みで
ばらばらになってしまうのを防ごうとする。
音楽にはそういう実用の機能がそなわっている。
小説にもまた同じような機能が
そなわっている」
「僕の書く文章がこの世界のどこかで、
それと同じような役目を果たしてくれていると
いいんだけどと思います。
心からそう思う」
村上氏がどういうときに
小泉今日子の音楽と出会い、
今回の文章にまで発展することになったかは、
本誌をぜひお読みください。
特集がスピリチュアルであることには、
その表紙ともども目をつぶってやり過ごそう。
※個人的な感想です。