そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

全員協議会

昨日の全員協議会の議題(報告・説明)は次の通り。

1.専決処分(損害賠償に係る額の決定)の報告について
2.合志市第5期介護保険料等について
3.国保税の税率改定について
4.無縁仏遺体安置所(保冷庫)・納骨堂の建設等に関する件について
5.菊池広域連合規約の一部変更について
6.合志市土地利用計画検討委員会における経過報告について
7.ユーパレス弁天大規模改修検討委員会の結果報告について
8.合志市合併5周年記念
  男女共同参画気づきうなずきフェスティバルの参加について
9.その他

その中で、7.ユーパレス弁天大規模改修検討委員会報告書
について、担当課より説明があった。
説明後、私を含めていくつかの意見が述べられた。
建設用語的には、大規模改修といっても、

生まれ変わってしまうような改修のことばかりを指すわけではなく、
実際には耐震や設備、老朽化による外壁や防水の改修も
大規模改修と呼ぶので、どこまでやるのかについては、
本来施設のあり方、存廃まで含めて検討すべきものであろう。

報告書の「はじめに」にはこう書かれている。
「今一度原点に返り、この施設の存在意義を再確認し、
この施設の将来の在り方を検討し、
より良い施設とするために市民、議会、行政の他、
専門的知識ある市民等により『ユーパレス弁天』
大規模改修検討委員会を立ち上げた」

しかし大規模改修が前提となっていたことや、
検討期間が短く限られていたこと、また終盤になって唐突に
「道の駅構想」まで持ち出されている。
検討委員会の委員のみなさんの苦労がしのばれる。

その上、改修のランク付けが、
存続にお墨付きを与えたように見なされている。
市長は、1年かけて具体的な将来像を探りたいと言う。
執行部での検討委員会の位置づけが
元々そうだったのか、途中で変質したのか。
いや、あいまいなままでスタートしたということだろう。
そこには土地利用検討委員会の動向もある。

市民の意見を聞くという姿勢は必要である。
それは自治基本条例があろうとなかろうと同じはずだ。
それと同時に、さまざまな委員会で話し合われていることについて、
議会に対して説明すると同時に、
市民全体に対しても情報公開すべきである。
今回、全員協議会での説明を待たずとも、
市のホームページ上で公開してもよかったと私は思う。
その際、議会軽視などという言葉が万が一にも出てくるようでは
むしろそちらに問題がある。