4月30日の熊日に
「熊日創立70周年記念懸賞論文・「熊本グランドデザイン」の
筆者インタビューとして、宮本健真さん(36)が登場していた。
優秀賞「100年後の未来へ繫ぐ『食の大地・熊本』構想」である。
見出しを借りてまとめると
「農業発展させ、世界の食糧基地に」という主張。
全文は、くまにちコムを参照のこと→リンク
記事中の論文骨子を引用したい。
「熊本は国内有数の農業県ながら、
『何でもある』ために集中的な売り込みができないことが
弱点とされてきた。しかし、
この多様性はむしろ類いまれなる才能だ。
主要産業である農業を発展させ、
『食の大地・熊本』を築くことが必要だ」
その前提は、どこかで聞いたような話である。
おそらく、熊本県内のほとんどの自治体が抱える
現状認識ではないかと思う。
そして解決策もとっくに分かっているのだが、
どう実行に移すか、その具体的な戦術が足りなかった。
宮本さんは、国際食糧農業機関(FAO)が認証する
世界農業遺産(GIAHS)の登録を目指そうと提言している。
登録が認定された佐渡市(当該ページ)→リンク