そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

気づきうなずき合志市の植物

1月18日(土)

合志市男女共同参画気づきうなずきフェスティバルが開かれた。
これは、オープニングのひかりの森保育園児によるキッズダンス。


慈恵病院看護部長の田尻由貴子さんの講演、
「いのち~『こうのとりのゆりかご』が映し出す社会~」も
聞きたかったのだが、
ちょうど同じ時間、おなじヴィーブルの研修室で、
市民大学合志市の植物」が開かれたので、そちらへ。

講師は、熊本記念植物採集会会長の東矢力也さん。
合志市には、高い山も海も川もないので、
合志市の植物と言ったって、特別なものはありませんと言われた。
これはなかなか示唆に富む発言である。
合志市の特徴、というか特徴のなさこそが合志市らしさだから。

しかし、開発だけではなく、人や物の交流は、
もともとそこにはなかった植物の入り込みをうながし、
繁殖力の弱い種は淘汰される。
ただ、動物に比べて植物の種類はあまりに多いので、
絶滅危惧種と言っても、動物ほど注目されないと、
先生はさらっといわれた。
長い時間の流れの中では、結構重要なことなんだけれど。

人間の営みを自然と対立するものと考えるかどうかは
いろいろな立場があり、人それぞれだろう。