そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

アタッチメント

3月7日 木曜日

合志市総合センター ヴィーブル研修室で
山梨県立大学教授 西澤哲さんの講演会。
演題は「トラウマが与える子どもへの影響
~臨床心理の立場から~」
これは合志市要保護児童対策及び
DV防止対策等地域協議会実務者研修会ということで開かれた。
私は議会健康福祉常任委員会の委員として参加。

西澤さんは自分でADHDだからと言ってた。
そういうことはいくら方便でもあんまり人前で
告白することでもないと思うのだが、
それが変だと思うことの方がおかしいのかもしれない。

アタッチメントという言葉は愛着と訳されるが、
ニュアンスが微妙に違うとのこと。
アタッチメントが働けば、
子どもは不安や恐怖の状態から回復して
安心感を取り戻せる。
しかし、虐待などがもとでアタッチメント感が形成されないと
それが行為障害や反社会性人格障害へと進み、
罪悪感を持たない犯罪へと走ることもある、と。

こんなに簡略してしまっては
誤解を与えるかもしれないが、
一つの視座を与えられた講演だった。
勉強しなくちゃいけないことは
なんか増えるばかりだな。