そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

図書館におけるビジネス支援サービス

2月1日 日曜日

熊本パレアの自主企画講座に参加。
演題は「図書館におけるビジネス支援サービスとは」で、
フェイスブックで案内がきっかけだが、
実に大きな元気と勇気をもらった。

講師は、ビジネス支援図書館推進協議会会長、
国立大学法人電気通信大学特任教授の竹内利明さん。
青学の先輩だったこともうれしい偶然。

公共図書館におけるレファレンスの重要性は
よく言われることだが、素人の私はその極意について
初めて知ったような気がした。
つまり、相談されたことがらについての回答は、
解答ではなくてもよいこと、
それがどこに示されているか、
新聞、雑誌、文献等、出典を明らかにすることが
図書館の司書の役割だということである。

以下、部分的要点です。

図書館に「ビジネス」という言葉は似合わない。
だが、図書館をビジネスに使ってほしい。
ビジネス系の相談が持ち込まれないと育たない。
自分たちで育てるという目で見るべき。
また、だんだんと育つことが大事である。

「図書館(司書)は、ビジネスの専門家ではないが、
情報を調べる専門家である」

こんなに力強い定義を久しぶりに聞いた。
そして、この言葉の持つ力は分野を超えて、どんなビジネスにも、
アクティヴィティにも通じることのように思える。

その上、先生からは
手弁当でも話しに行きますから、呼んでくださいと
実にありがたいお言葉を頂いた。
中小企業が元気になることが、日本全体が元気になることである、
ということなのだと思う。