そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

自治基本条例

7月2日 木曜日

平成27年度第1回合志市自治基本条例推進委員会を傍聴。
この自治基本条例が作られるとき、
策定のための懇話会委員を務め、起草に関わった。
いま思えば、かなり熱かったと思う。
条例がいざ議会に上程されるときには、
委員会では可決されたものの、
本会議では議長採決にまで及び何とか可決された。

ちょうど市長選の直前だったが、
当時候補者だった荒木市長も、自治基本条例には
反対しているわけではないと明言していた通り、
市長になってからも、条例に則り、
推進委員会も設置したし、常に行政の基本に置いている。

自治体の憲法という呼び名が適当かどうかわからないが、
常に自治とは何かを問い直すことは必要だ。

さて、担当課から報告のあった取り組み状況は、
いよいよ5年目ということもあり、
少々停滞気味の感もある。
来年度に向けたアクションプラン作りは、
次期総合計画とも重なるので、期待したい。

ところで、昨夜の資料に
3000人市民アンケート結果(抜粋)があった。
その中に「あなたは、過去1年以内に市議会での議論を見た、
または聞いたことがありますか?(複数回答可)」
という設問と回答があった。

「議会だよりを読んだ」の回答。平成19年が63.2%に対して、
平成27年44.2%、
「見たことも聞いたこともない」の回答。平成19年29.6%に対して、
平成27年49.2%の結果。
これはかなり重たい結果である。
どちらもほぼ一貫して下がり、上がりしているのだ。
複数回答を百分率で分析できるのかという問題はあるが、
かなり深刻な話だ。また、ほかの質問。
「ホームページで公開されている議会情報を見た」
「議会の傍聴、モニター視聴を行った」
「議会議事録を閲覧した」
「その他(議員や会派が行っている説明会などへの参加等)」
これらいずれも、数%の回答なので、
こちらもかなり問題であることは間違いない。