そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

自治基本条例推進委員会

9月26日水曜日
自治基本条例推進委員会を傍聴。

議員になる前、
自治基本条例の策定委員をやっていたので、
その行方というか、それ以降はやはり気になる。
自治基本条例ではその推進状況をチェックするために
委員会で検証をすることを求めている。

推進アクションプランの進行管理という形で、
各条例ごとにその現状と課題、今後の取り組みなどが
まとめられている。
行政評価システムでの書類を作りながら、
また自治基本条例のためにも報告書を作る。
それを無駄な作業と見るかどうか。

総合計画に関する進行管理と同じようでありながら、
実は事業を見る角度が少し違う。
それは自治基本条例という尺度でとらえ直すからだ。

焦点の定まらない事業仕分けとはいえ、
またそれも合志市がより効果的に事業遂行をするために、
市民の役割をよく果たしている。

もう少し時間がかかるかもしれないが、
行政システムとしての先進性の社会実験を
いま合志市はやっているようなものだ。
長い目で見守り育てて行くべきだと思う。

議会はもちろんのこと、
行政にも魂を込めなければいけません。
市民の意識に自治基本条例があるかどうか
統計数字的にも意味がないことはないが、
自治基本条例の持つ理念の浸透は、
そうと意識されないまでも市民自らが、
自分たちの仕事や生活と行政のかかわりについて、
ちゃんと考えるということである。

高齢社会はマイナス面ばかりではない。
市民社会の成熟を示すことも私たちにはできるのだ。