そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

自治基本条例推進委員会

2月2日 木曜日

平成23年度第2回合志市自治基本条例推進委員会を
傍聴に行った。

自治基本条例の第31号2項に
「(自治基本条例推進)委員会は、この条例の
運用状況を確認し、参画及び協働による
まちづくりに関する基本的事項について調査し、
及び審議し、市長に意見を述べることができます」
とある。

昨日の委員会では、
たとえばパブリックコメントの実施状況や
市政への提案箱利用状況、
あるいは市政に関する情報公開や方針・計画の公表など
執行部としての実施状況の報告があった。
そして引き続き、平成27年度までの
推進アクションプランの提示と説明。

委員の中からは、この委員会が
まだまだ市民に浸透していると言えないこの条例の
普及啓発を担うだけでいいのかという意見が出された。
同条例を持っている他の自治体の推進状況が
いかがなものか知らないが、
そういう疑問が自然に出てくる推進委員会を持てたことを
私は自慢に思いたい。

自治基本条例を作るときに
一市民としてその策定に関わったので、
その理念はしっかりと持っているつもりだが、
逐条については、
そのたびごとに条例文を読まないと思い出せない。
それはそういうものだと思うが、
やはり、自治基本条例の何たるかを、
いかに市民に伝え、自治の足腰を鍛えていくかに
省エネルギーの道はない。

行政サイドとしては、
順調に流れています、といった感じにまとめたいのだろうが、
ひっかかりまっかかり(熊本弁でつまずいたり、立ち止まったりの意)
しながら、やっていくのが本来の姿であろう。
それが確認できただけでも、
委員会を開いた意味もあるし、
私も傍聴に出かけた甲斐があったというものだ。

合志市では最近どうも
制度ばかりを作りたがる傾向があるので、
それをどう継続していくつもりなのか、
興味深く見守るところである。
議員としてそれでいいのかとおっしゃるかもしれないが、
提案制度も表彰制度も
それ自体悪いことではないので、
パフォーマンスに終わらせないためにはどうすべきなのか、
執行する側の努力を見定めるのが
役目の一つであると私は思う。