本日より、合志市議会平成28年第1回定例会が始まりました。
開会早々というのは適切ではありませんが、
何とインフルエンザのために、3名の議員が自宅待機。
控室はいつになく空間が広く感じられ、不在感が際立ちました。
いずれ大流行するかもしれない新型インフルエンザのことを思うとき、
「そのとき議会はどう対応するのか」より前に、
開会するための定数を満たせず、議会が開けないということが、
現実のものとなる日が来ないとも限らない。
危機管理について思いを馳せたところでした。
それで、このことについて思いを巡らせていて、
ふとあることに思い至りました。
昨年私も久しぶりにインフルエンザに罹患しましたが、
初期症状でクリニックに行き、検査してもらったおかげで、
あまりひどい症状になる前に完治したのです。
これは簡易な検査が普及したことにより、
早めにインフルエンザと診断されることで流行を抑えることができる反面、
これまでは、免疫により自然治癒していた人も
インフルエンザ患者にカウントされることになり、
統計的にはインフルエンザ患者数の増大につながっている、
と、そういうことも考えられるのではないか。
がん専門医の谷川啓司さんが、
著書『がんを告知されたら読む本』の中で、
「がん」が日本人の死因第1位である本当の理由として、
長寿国日本では、長生きゆえに、
がんにかかってもおかしくない年齢の人の比率が増えている。
また、医療技術の進歩で、がん以外の病気で死ぬことが減る。
さらに以前はがんと診断されずに亡くなっていた人が、
がんと診断されるようになったことを挙げています。
(2月13日付プレジデント・オンラインからの引用)
それを読んでいたので、上記のようなことを
思いついたのかもしれません。