そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

第14回合志市文化祭

新型コロナの影響で2年ぶりの開催。
ヴィーブル・メインアリーナの展示は
例年より大幅縮小のようの見えた。
しかし、未だ収まらないコロナ禍の中で、
開催することの意義は大きいと思う。
この時期、さまざまなイベントが重なるので、どちらかといえば
地味な方に入る文化祭が数多くの市民を呼ぶためには、
市民まつりのような集客催事とセットにしたらどうか、
という議論に陥りそううな気がするが、
文化祭は一面では、日頃の鍛錬や精進を
身近な人に見てもらうことが原点にある。
自分の知り合いが出展、あるいは出演しているからと
訪れて、その他の作品や演舞等にも良さを見つける。
そういう偶然性は、地域の文化的層の厚さや成熟度を示す
潜在的なまちの魅力であるはずだ。
お金をかければ、それなりのものになるのだろうけれど、
俗な言い方になるが、「ふれあい」や「ぬくもり」みたいな
形にはなりにくいけれど、失くしたくないものを
私たちは大事にすべきであると思う。