そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

同窓会って何?~9?/?/2002・k225

 母校大津高校が、今年創立80周年を迎えた。私は同窓会総会に参加したのだが、46歳の私が若い方であるということで、だいたい会の性格がわかるというものだ。

 では私はなぜ同窓会に行くのか。それは今この時代に、同窓会というものが、どういう意味を持つのかわからないからである。
 クラス会という横のつながりでの交流は、そうすたれていないかもしれない。しかし、タテの関係である同窓に意義を見出すのは、ある程度の年代から上の先輩方だけではないだろうか。

 高校野球やサッカーなどで、母校を応援する気持、それ以上でも以下でもない。何ゆえにわざわざ、同窓会に出席してまで、同じ学校を卒業したことを喜び合わなくてはいけないのか、という気持がわからないでもない。

 来年の町長選挙のことや町村合併も話題に上っていた。それは地元の関心事であるから、様々な意見を交わす場として、同窓会も利用されてもいいと思う。一枚岩とならないところが大津の伝統であったから尚のこと。

 映画監督の中山節夫さんが新作のPRにいらっしゃっていたが、そういう応援こそ忘れてはいけないと私は思う。

Then and Now : 熊本日日新聞「読者のひろば」不採用。世の中には、様々な会(アソシエーション)がある。でもたいていは、つきあいで加入しているといったところではないのか。でも、同じ参加してるんなら、それも同窓会なら、そこに大いなる意義を見つけてみたい。と思っていたのだ。
 どこかで、何かの形で徒党を組みたがるのが人間だと言いきってしまうと、それまでだけど、やっぱり人と人との繋がりの中で、生きてるんだもんね。