そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

OUT OF SERVICE

 9月6日付の日本経済新聞に「サービス産業 人材確保に懸命」という記事があった。
 日本フードサービス協会アメリカ産牛肉輸入問題でよく名前が出てた)の外食産業の雇用状況アンケート調査によると、必要とする人数に対する従業員の充足率は、81.7%とのこと。
 日銀の短観でも人員が「過剰」という回答から「不足」を引いた雇用人員判断指数(DI)は、6月に、飲食店・宿泊業でマイナス22の不足超。それに伴いアルバイトの時給が上昇しているとのこと。
 さすがにもうコンビニも出店競争はしていないだろうけれど、人手不足は今後、不採算店の閉鎖を加速させることにつながるかもしれない。その前に、24時間営業の見直しだろうか。遠からずコンビニ空白地帯が出来るだけではなく、商店空白地帯が生まれるということにもなりかねない。

 やっぱり、最後は移動販売だというのが私の考えです。宅配便と組み合わせた、あるいは郵便会社が走るコンビニになるか。格差社会の「格差」とは、サービスをどれだけ享受できる場所に住んでいるか、ということに尽きるのではないだろうか。
 帰り途、「回送」と行先表示したバスを見かけた。英語表記は OUT OF SERVICE である。