そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

議員の削減と復興費

3月15日の熊日夕刊の
「ハイ!こちら編集局」に
被災地支援が優先 統一選は見送りを」
という67歳女性の意見が載っていた。

東日本大震災の支援のために
 「このような非常事態では
 4月に予定されていた統一地方選の実施を
 見送るべきですよ。
 そして各地方議会で、
 議員の削減など復興費を捻出することを考えた上で、
 統一地方選を行ってほしいと思います」

上のような考えの人は多いのだろうなと思う。
議会、議員として、それに賛成するのなら構わないが、
反対するなら、きちんと反論しなければならない。

復興費を捻出するために議員を削減して、
近い将来、復興されたときに、
元に戻すのだろうか。
もし議員定数の削減を考えるならば、
復興費捻出ではなく、議会制度そのものについて
きちんとした論議がなければいけない。

一時の感情で電話されたことに対して、
そんなに真剣に反論するなと言われるかもしれない。
でも、二元代表制の根幹にかかわる部分なのだ。

片山総務相は、統一地方選の延期に関して、
こうコメントしていたらしい。
「選挙は民主主義の下で権力を作る作業。
被災して物理的に不可能な自治体以外は、
任期満了に伴って選挙を行うのが鉄則だ」
朝日新聞の記事から)

あれこれあって、統一選終わりましたが。