そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

後ろ向き評論 その1

5月13日付熊日社説に
熊本県が着手する州都構想について書かれていた。
蒲島郁夫知事が、このたび設けた
「州都をメインテーマとしたくまもと未来会議」のことである。

その後半部に
「近年では、新幹線の県都乗り入れが福岡より36年遅れ、
部分開業でも鹿児島に7年先を越された」と
例のごとく書かれているのだが、
確かに
「熊本の戦略に甘さがあったことは率直に認めざるを得ない」
こととはいえ、
福岡が先になったのは地政的に動かしがたい。
新幹線は福岡を跨いで乗り入れることが出来たのか。
そういう物理的に不可能だったことを
いまだに引きずっているのがおかしい。

九州新幹線熊本乗り入れの遅れについては
細川護煕県知事(当時)の責任にされることが多いが、

様々な要因が絡み合っていたのであろう。
熊本県にとって、その遅れが悪かったのか良かったのか、
誰か研究してる人がいたら教えてください。


角一典 北海道教育大学准教授の論文、

九州新幹線鹿児島ルート建設と随伴的諸問題→リンク  
を検索で見つけた。
ちょうど、北海道、北陸、九州・長崎ルートの
整備新幹線3区間着工が認可されたこともあり、
つい横道にそれてしまった。

ついでに見つけた
「系図でみる近現代~夢・感動・人間!」というサイト
リンク  
これがかなり面白かった。