そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

ラストコンサート

3月16日 日曜日

西合志東小学校オーケストラ部
第6回ラストコンサートを聞きに行く。
合志市総合センター ヴィーブル。

九州大会、全国大会の壮行会のときよりも
余裕というのか、うまくなっていた。
これが成長というものか。
6年生は卒業直前ということもあり、
やっぱり高揚感もあるのだろう。

保護者のステージも今年は素直に良かったと思えた。
受け止める自分の気の持ちようなのだろうか。
今年は、議会広報の写真撮影という仕事もあった。

後半「パリは燃えているか」では、
子どもたちにどこまで理解できているだろうか、
と思っていたのだが、音楽の力であろう。
多分、伝わるものがあったと思う。
完成度ではなく感性度だ。

喜歌劇『サーカスの女王』では、
パワーはないものの、こんなにうまいのかと感心。
そして『ロシアの皇太子』。
このメンバーでこの曲が聞けるのもこれが最後か。
なんて感傷を子どもたちは笑って吹き飛ばす演奏を聞かせてくれた。
「悲劇」のストーリーなのにね。

部活動は、学校教育の一環である。
その成果を数量で示すことはできない。
大会での入賞が一つの目安になることはあっても、
それまでの過程も大事だ。
遠征費の一部を市の予算から支出していることもあり、
合志市の代表という重責もあったかもしれない。
そんなことを考えずに、
演奏だけを楽しむことができたらいいんだけれど、
これは私の性分なので。

会場に居合わせた人たちは、
形にはならないけれど、大きな宝を共有できたと思う。
諸事情で来ることができなかった人たち。
会場のキャパシティもあるけれど、
本当にお気の毒様でした。