そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

よくわかるハンセン病問題講座

5月23日(土)

「よくわかるハンセン病問題講座」
第8回菊池恵楓園ボランティアガイド養成講座。

30日と併せて2日間あるが、今年の参加者は約30名。
ガイド養成講座を前面に出さずに、ハンセン病
菊池恵楓園について学ぶ場とした方が、
より多くの参加者が望めるのではないかと考えたのだが、
残念ながら、そういう問題ではなかった。

ハンセン病問題の歴史についての講義の後、
入所者の杉野さんが話をされた。
講座を受講したみなさんが語り部になってほしいと。

「社会に向けて開かれた場所になっているとは言えない」
と言われる菊池恵楓園だが、
残された入所者との交流なんて悠長なことを言っている時間は
あまり残されていない。
隔離の歴史を学ぶこと。それ以外にない。

元患者のみなさんに寄り添うということは、
これまでに亡くなった人たちのことも忘れない
ということなのではないのだろうか。




1432465129671.jpg