そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

ココログ17年

ニフティサービス35周年だそうだ。
私のココログ歴ももうすぐ17年。
なんとなく当時のニフティと言ったら、
最先端のサービスという感じだったので、
ココログという名称はイマイチだなと思ったが、
ここを根城にしたのだ。ったと思う。
もともと新聞の読者投稿などに送った原稿を
ずっと残しておくことが目的だった。
そうだ。ニフティの簡易ホームページサービスを
その前にしばらく使っていたので、
私のニフティ歴は20年ぐらいなのかもしれない。
いまも知識的なものはそれほど変わらないが、
私のウェブ石器時代である。
洞窟の壁に画を書くように、ウェブに刻んだ文章群。
モバイル投稿は便利だったのだが、字数制限で
途中で切れてしまっていたのをあとになって知り、
結構気の利いたオチをつけていた頃だったと思うが、
永遠に失われてしまった結句がいくつもある。
ブログの時代ではないと言われるようになったが、
CDが売れなくなったと言ってたら、
ダウンロード、ストリーミングを経て、再び
アナログ盤やカセットテープが人気を呼ぶようになった。
それを特に望むわけではないが、
ブログという形態がなくなるのも寂しい。
いまや使いにくさではトップの座にあると思われるココログだが、
それを愛する人たちも少なくはないと思う。
人生の終わりに近づきつつある私は、
このアカウントをどう残すか、終わらせるか考えなくてはいけない。
先送りにしたいが、そういうわけにもいかない。
ニフティメールのアドレスもログインIDとして
あちこちで使っているからなあ。
サービスがもうしばらくは続くことを願うばかりだ。