2020年（令和2年）8月29日の熊日朝刊を見て、「安倍首相 辞意」の活字に虚を突かれた。すっかり忘れていた。本当に突然だったんだなと感慨深い。その少し前から通院や検査が続き、健康不安が小さな記事ながら続いていた。最終的な決断の理由は何であったのか、知ってる人がいると思われるが、明らかになることはないだろう。安倍氏が亡くなった以上、2度目の唐突な辞任という不名誉な記録しか残らない。
今思えば、新型コロナのワクチンもまだ出てきておらず、免疫力が弱った状態で新型コロナに感染、最悪の場合死に至ることを恐れたのではないか。
憲法改正が遠のくばかりで、次の自民党総裁選で当規約改正4期連続の道は不透明である以上、一旦退いて改めて総裁立候補のほうが理に適っていると考えたのかもしれない。
