「熊本から世界をめざせ外国人漫画家の卵たち」の見出しが熊日のラテ欄で私を呼びよせた。
土曜日の夜、つまらないレギュラー番組ばかりだったのがラッキーだった。
高森町にある096kの漫画家養成塾のドキュメンタリーは、編集の仕方がさすがNHKの作りで、グイグイ引き込まれた。
自分の認識が昭和のままなんだなということが痛いほど分かった。
でも、その本拠地が熊本である必要はないのでは、という印象も受けた。それは、コアミックス主宰者の堀江信彦氏が熊本出身だったからというだけのことかもしれない。
視点を変えれば、熊本の人だったから、096kの発想が生まれた可能性もある。
いずれにせよ有り難いことだ。
私も自分のいる場所で、まだ新しい花を咲かせることができるかもしれない。