そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

10年後を考える会

今日午後1時半より、泉ヶ丘市民センターで開催。
来客は1名。
教育のこと、福祉のこと、道路のこと、
聞いてみたいことがあればなんでも、
事前に質問をお寄せくださると助かります。
と書いていたんだけど、反応なし。
現在の暮らしに特に不満もなく、疑問に思うこともなく、
すべておまかせ、ということなのだとは思う。
立場が逆なら、私もそうだっただろうか。
少なくとも1回ぐらい行ってみるかとは思っただろうけど。



公共交通機関説

少し前だが、NHKラジオ第一を聞いていたら、
ある大学の先生(だったと思う)が、経営の厳しい鉄道会社について
話していた。上下分離、公設民営の経営についての話だったと思うが、
車が走る道路というインフラは全額税金で作るのに、
鉄道に関しては全部鉄道会社が負担して、独立採算でやる
日本のやり方は世界的に見ても特殊ではないか。
これまで独立採算でやって来れたのは、高度な経済成長があったから。
そういうことだったと思う。
通学定期の学割を鉄道会社がやることが普通だと思っているが、
あれは教育予算でやるべきことではないのか。
もっともな話だと思う。
道路は公共財で車は私有物だから比較にならないと言われるだろうか。
いや上下分離はそこをわかりやすくした考え方である。
公共交通はインフラである。それを必要とする民意に対して、
それをすべて私企業の経営努力に任せておいて、
これからも事業を継続できるか、サービスを提供できるのか。
車の自動運転が普及してくれば、公共交通機関の比重は小さくなるという極論があるらしい。そうなのだろうか。






菅語は考えていない証

丁寧な説明とは本来、「相手が理解できるように言葉を尽くす」こと。
つまり、相手を尊重する姿勢が求められます。でも実際は、
「丁寧に説明する」と言いながら、「総合的、俯瞰(ふかん)的」などと
抽象的な言葉を何度も繰り返している。

尾木直樹さんが毎日新聞のインタビューで語っている。
「菅語」を考える。12月15日電子版。
菅さんもよほど自信があるのか、それとも「俺たちに明日はない」の
域に達しているのか。おそらく前者であろうけれど。
いや、他の理由があるのかもしれない。
政権の明日は、日本の未来はどっちでしょうと問われたら、
総合的俯瞰的に考えています、と薄笑いで答えるのか。

 

爆買イージス

12月13日付け赤旗日曜版に半田滋さんが書いている。
イージス・アショアは防衛省がもともと考えていた
構想ではなく、安倍晋三前首相が政治判断で決めたもの。
それは聞いていた話。
今年6月に政府はそのアショアの配備断念を決めたが、
実は米国などと1700億円以上の契約済みだったので、
違約金問題や官邸のメンツのために
「断念したのは陸上配備のイージス・アショアであって、
洋上イージスなら問題ない」というへ理屈をひねり出したと。
陸上イージスで導入を決めていたレーダーの転用などで、
断念した陸上イージス2基より2割以上高くなる可能性がある。
このコロナ禍なのに、防衛省予算は大幅増。
いったい何の、どこにある危機に対応するのか。
じわじわと敵基地攻撃用装備も揃いつつあるというが、
「抑止力」という不安を煽る妄想の副作用で、
周辺国もあらに軍事力を強めようとすることになり、
「『日本を守る』が看板の政策で、かえって東アジア全体が
不安定化してしま」うということなのだ。