そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

ゴミ争奪 リサイクルの罠

週刊ダイヤモンド8月25日号の特集である。
記事中、安井至国連大学副学長はこう語る。
「なんでもリサイクルしなければならない」
「リサイクルしてはいけない」
というのは、どちらも言いすぎである。

リサイクルで集められた品物が資源化されるのは、中国であったりする。
といった現状が、わかりやすくまとめられている。
力のこもった特集だ。続けて安井副学長の言葉。
「リサイクルは『立国論』としてとらえるべきだ。
将来日本をどんな国にしたいのか。有限な資源をどう有効に使うか。
そのために消費者の考え方をどう変える必要があるのか。
リサイクルはその社会的ルールであり、国民のマインドを変えるために税金を投入し、
消費者は高いコストを支払っている、と考えらればよい」

安部首相は京都議定書の目標値を日本が達成するのは困難なので、
2050年までに全世界でCO2半減なんて、他国にツケを回して、進んだ宰相ぶるしか能がない。
日本の経済成長がゆるんでもらっては困るからだ。
リサイクルは環境問題だが、まだまだ試行錯誤中。
流れを止めるわけにはいかないだろう。