四半期お決まりのTVドラマ評が掲載されている。
週刊文春の見出し
「ここが○裏見どころ「冬ドラ・ヒロイン」ブッタ斬り」今井舞。
週刊新潮の見出し
「「米倉涼子」が金八先生に勝ち「松田龍平」が弟翔太に負けた「冬のドラマ戦争」」
である。
記事の読み比べを軽く、してみたが、
文春の方が、少しはドラマを鑑賞してはいるものの、
記事の性格上、「ドラマ本体を見ずに、
話題にする人のために」書かれているので、
普通にTVドラマを楽しんでいる人なら、
うがった見方を楽しむという余裕があるだろう。
総じて、視聴率迎合主義なのは、どうかと思う。
今井舞さんは、わりとまともなことを書いているが、
「エジソンの母」で、伊東美咲がマネキンみたいで云々と評するくだり、坂井真紀が、うまくて存在感もあるのは当然。
タイトルを見よ、である。
「あしたの喜多善男」への評価が足りないのも、
見る目を疑う。
「志しの高さ」とは、昨年のNHK「ハゲタカ」に対する私の
最大限の賛辞である。
「あしたの喜多善男」は、意気込み以上の出来だ。
ネガティブ善男を見たら、ゾクッとすること間違いなし。