そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

新市と呼ばれて5年が過ぎて次は真摯に向かうとき

 

バックの音楽が素晴らしい。
一連の動画がやっとここまで来たのかと思うと、
ちょっとうれしい。

まずは話題になることが大事だという意味では、
「合志」って書いて「こうし」って読むの。
みたいな知名度アップは必要だと思う。

しかし、私は荒木義行氏が市長を務める合志市
市議会議員の一人であります。
市長の選挙マニフェストがそう呼ぶに値するものか、
それを問わなければならない立場ですから、
辛口にならざるを得ない。

合志市で、のど自慢大会があったよ、とか
なんでも探偵団が来るよであるとか、
マンガに出たよ。で
ナイーブに喜ぶことが出来た日が懐かしい。

それは性格的なものかもしれない。
素直になれる人ばかりでは
また世の中面白くないかもしれんしね。


ところで私が相当ナイーブ(鈍感の意)だったころ、
映画『タイタニック』が全世界で大ヒットした。
当時は合併前で、合志町の時代。
ヴィーブルで映画の上映会もあったのだけれど、
その年の暮れ、
私はNHKラジオドラマのシナリオ募集に応募した。

どこかにその原稿コピーがあると思うが
(確か、ブログには未収録)、
当時のA町長をモデルに、
タイタニック』の大ヒットを目の当たりにして、
町長が映画でまちおこしをやろうと言い出したがために、
直接の担当になった企画課の若手職員が、
てんてこまいをするというお話だ。

もちろん見事に選外で、
私の「連戦連敗」記録に地味な足跡を残した。

あのころ、地方自治体のまちおこしを題材にした
小説や映画、ドラマがささやかなブームになっていた。
思いつきはちょっと目を引いたとしても、
そこから完成、あるいは成功への道は、
それはそれは厳しいものがある。
幸運はないことはないが、
何につけても評価されるものしか残らない。