山下達郎が6年ぶりに新アルバムを発売した。
彼こそ、本物のプロデューサーだと毎度感心する。
アルバムのプロモーションに実に精力的に取り組む。
普段はマスコミに登場することはないが、
今回、たまたま車でつけたFMではゲスト出演。
朝の情報番組でも、コメントが聞けた。
アルバムを売るために猛攻を掛けて、
それに乗ってくるメディアがあるということは
元々評価が高いということだろうけれど、
それをやらなくちゃいけないという意気込み、
それも無用なお金をかけることなく(おそらく)、
淡々と思いを伝える。
It's cool !!
昨日の熊日に、インタビューが載っていた。
「あと、2年で還暦ということもあって、
死を近くに感じる年代になってきたし、
今年は否応なしに人の生死と直面することになった。
歌は世につれるので、
そのような歌になるのは必然です」
一方で、基本的に歌では人を救えないとも考えている。
「何かのお手伝いはできても、
それ以上の機能は歌にはないので・・・。
本当に落ち込んだときに聴ける音楽って
どれぐらいありますか?」
謙虚っていうか、
そういう態度を嫌う人も多いだろうけれど、
その反対の押し付けがましい人や音楽がとっても多いので、
やっぱり目立っちゃうなあ。