阿蘇火山博物館で
在熊作家 阿蘇美術展が開催されているので、
ちょうどこちらに帰省している友人と訪れた。
大津高校の美術部でお世話になった
姫野豊先生と上野豊先生の作品を見た。
こういう企画は大切なことだと思う。
しかしそれにもまして、
熊本県民も一度はここ阿蘇火山博物館を
訪れてみるべきだ。
確かに施設の老朽化と展示が古めかしくなっている
そのことはちょっとな、と思わざるを得ない。
だからこそ、われわれにできることは、
一人でも多くの県民がそこを訪れて
入場料を払うことで貢献することしかない。
身びいきかもしれないが、
雲仙普賢岳のミュージアムよりも
博物館としてはさすがに歴史があると思わせる。
ベランダから望む中岳。
白煙の量がやけに多いと思ったら、
火口への入場は規制されていて
ふちまでは行けなかった。
昼食はとなりのレストハウスで、
阿蘇かつ火山カレーを食べた。
ごはんがカルデラ状に装ってあり、
カレーが溶岩流にかけてあって、
とんかつが五岳にならって、五つに切ってある。
ただそれだけ(写真なし)のものだが、
とんかつを活火山の「かつ」にかけてあることに
いまやっと気づいたのであった。