そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

活動報告第7号の続き

平成23年第4回定例会の一般質問

1.農商工の連携について聞きました。

熊本県中小企業中央会が
農商工連携を支援するコーディネーター事業を行っています。
その実践の一環として、合志市地域ブランドを対象に
研修生から販売促進等の提案がなされました。
せっかくのアイデアなのですぐにでも活用することは
考えられないかと聞きました。

研修生は合志市外の方だったので、
新鮮な内容だったが実現には課題もあるので、
今後の活動の参考にしたいということでした。

現在ある物産館の22年度の売上は、
きくちのまんま合志店が約1億9,200万円、
ユーパレス弁天が2億4,800万円です。   
合志市でも新しい道の駅のような施設を
整備するという話を聞きますが
具体的にはどこまで進んでいるかと訊ねました。

土地利用検討委員会で検討中であり、
土地利用計画に盛り込む予定だが、
具体的な構想は次年度以降になるとのことでした。

市外に流れている購買力を市内に引き留めることで、
農産品の販路拡大や雇用につなげることが期待されますが、
無益な競合にならないような配慮が求められるところです。


2.合志市のホームページ、情報公開について

11月にリニューアルされたが、
具体的な目標があったかどうか訊ねました。
それについて、これまで市民向けのお知らせ中心であったものを
今回は市外向けの情報にも力を入れ、
より魅力あるものにしたいという答弁でした。

私は昨年9月の質問で、
合志市の認知度を高めるために
ホームページを活用すべきと述べていたので、
その努力は認めるところですが、
それほど変わったという印象はありません。

交流掲示板の使い方にしても、
利用者同士の情報交換の場ということで、
市への質問、意見などには原則として回答しないとしながら、
防災無線が聞き取りにくいという苦情については、
さっそく「防災無線情報」という項目を作っている。

そのこと自体は悪くはないので、
利用方法を柔軟に見直せないかと言うと、これまで通りで行く。
そういう場合は各課への直接問い合わせに誘導したいとのことです。

この一般質問ではつっこみが足りなかったと反省するところですが、
情報提供と情報公開との違いを
もう少し行政に携わる立場として認識してもらいたいということです。
イベント情報や行事報告等で、
何でも情報公開していると思ってもらっては困るのです。
合志市の現状について、その資料を公開するだけではなく、
わかりやすい言葉で常に説明していく責任が
行政にはあると私は思います。

同様に、議会としてはその活動を報告する責任も当然出てきますので、
いま議会活性化のための調査研究を通じて
より具体的で実のある活動を目指しているところです。
ご期待ください。


3.市民税について

合志市は以前から熊本市のベッドタウンであると言われてきましたけれど、
実際に合志市外で働いて給与をもらったり、稼いだりすることで、
どれくらいの市民税が合志市にもたらされるのだろう
という単純な疑問から質問しました。

ところが、それがわかったからといって、
大勢に影響することがないのか、税務課が持っている資料では
それを抽出することはできないという答弁でした。

何事も聞いてみなければわからないものです。
逆に市外から合志市に働きに来ている人は、
まだ平成22年の国勢調査結果が出ていませんので
平成17年の数字ですが、市内の就業者総数が2万253人、
そのうち県内他市町村及び他県常住で
合志市に働きに来ている数が1万2,023人、
59.36%ということでした。

〇平成22年の市税総額は約51億7600万円です。
うち、市民税は24億1000万円。固定資産税とほぼ同額です。
そして市民税に占める法人分は2億6000万円(約11%)、
個人分は21億1000万円(約89%)となっています。