5月25日(金)のエントリー「穀雨」について、
あまりに簡略して書いているので、
もう少し詳しく書くことにします。
「町政と市政の差」と表記していますが、
これは住民と行政・議会の距離感のことを指しています。
人口や規模の違いのことではなく、
たとえば選挙における投票率の差に表れると思われる
住民の政治参加、
これはまちづくりと言い換えられるかもしれませんが、
その度合い、密着度のつもりでした。
御船町議会では
最初から議会基本条例ありきだったわけではなく、
まずは議会報告会から始めようと決めたとのことでした。
議会報告会を通して、直接町民と接することで、
議員一人ひとりの意識改革という思わぬ成果も得られたとのこと。
私はもともと町民と行政・議会が近い距離にあったと
思い込んでいましたが、
それは先入観に過ぎなかったのです。
御船町議会のみなさんは、
住民の「議会が何をしているのかわからない」の声に、
これまでの先進地研修は本当に役に立っていたのかと
自問したそうです。
市民の声を聞かずして、
市政に興味を持たない市民が多いと思い込んでいた自分を
恥ずかしく思います。
また、表面的な感想を、
ブログという不特定多数の目に触れる場所で発したことも
深く反省しているところです。