そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

ボランティア表彰

11月23日金曜日

勤労感謝の日にかけたわけではなかろうが、
合志市のボランティア表彰の第2回目が行われた。
昨年のことは覚えていない。
主催者の方に、「市長マニフェストだから」という以上の考えが
浮かばなかったのかもしれない。
今年は前年の反省からか、
行政区の区長にも表彰候補者の推選依頼があっていた。
だから昨年が5団体(個人?)だったのに対して、
今年は大量(10個人11団体)に表彰されることになった。

それってバラマキではないかと
当初思わないではなかった。
しかし表彰式に出席して表彰された方たちを目の当たりにすると、
この表彰には意味があることだと思わざるを得ない。
逆に言うと、ボランティア表彰制度に
これほど意味があるとは誰も考えていなかったのではないか。
つまり、ボランティアに対する考え方が
私たちにはまだきちんと固まっていないのではないか。

それは私が今年考えたことであって、
第1回目から、そうであったのかもしれません。

合志市の職員2名が、
日頃のボランティア活動の実践を発表した。
このプレゼンは良かった。
日常、業務でやってるんだから、プレゼン自体はよくできて当たり前。
要は活動の中身と、その心意気の高さである。
こう言っちゃナンだが、
どこの自治体にもそれぞれに頑張っている職員はいると思う。
しかし、それをこういうボランティア表彰式で
発表させたことに意義があったと思う。

私も参加している泉ヶ丘の図書室ボランティア
「いずみの会」も今回表彰を受けた。
この会設立の最大の功労者である多田さんと、
病のために退かれた武下さんが、
それを知ることなく今年亡くなられたことは非常に残念である。

人として、人の世に生きるときに
ボランティアというものは決して特別なことではない。
改めて表彰すべきものかという考えもあるだろう。
しかし、そのことについて考える機会とすることで、
私たちはもっと充実したまちづくりを実践していきたいものだ。

最後に職員の高野さんの言葉を引こう。
「微力だが無力ではない」