平成29年第3回定例会が閉会しました。
本日の議会運営委員会委員長報告に対する討論です。
意見書の提出が委員会で否決されたので、
提出すべきという原案に賛成するという意思表示です。
議席番号10番上田欣也です。
継続審査になっていました議員提出議案第6号
「森友学園疑惑、加計学園疑惑の真相究明を求める意見書」
について原案に賛成の立場から討論いたします。
委員長報告は、8月22日に開かれた議会運営委員会で
十分審議された結論であるとは思います。
しかし現実にはまだ疑惑解明には程遠いものがあります、
また事態も刻々と進行しています。
野党による憲法53条の規定に基づく臨時国会の召集に応じないまま、
ついに臨時国会開会冒頭解散の流れが出てきました。
通常国会閉会後に、真摯に説明責任を果たしていく。
謙虚に、丁寧に国民の負託に応えると明言してきた安倍首相が
その説明責任を果たしたと言えるのか。
そのことを私たちは問わなければなりません。
たとえ内閣支持率が上昇しても、それは国民の多くが
森友・加計学園問題に関して納得したことを意味しません。
この問題に関して、公文書管理による行政の継続性
正当性の証明という根幹部分がいかにないがしろにされたのかも含め、
国会の場で数々の疑惑の真相を明らかにすることこそが
国会として果たすべき役目ではないでしょうか。
国民の声、市民の声としてこの意見書を送ることに、
今ならまだ遅すぎることはありません。
ぜひ皆様のご賛同をお願いいたしまして、私の賛成討論と致します。
採決結果は賛成少数でした。