そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

シン・ウルトラマン

TOHOシネマズ光の森で見た。
長澤まさみの映画でもある。
しかし紳士服チェーンの女性向けスーツのCMにしか見えない。
しかし彼女の匂いがこれだけクロースアップされるとは
驚きと同時に、映画の表現的にも実に興味深い。
それにしても、斎藤工ともども、こんなに顔に接写しなくても、
と思うと、そういうフェチを見せることに拘っているのだな。
テレビドラマを大画面で見せるということでもある。
それにしても、自分の表現が貧困だなと思う。まったく。
ウルトラマン、昔は好きだったけど、それを引きずっていないので、
ウルトラマンの映画化的な側面では特に感じるところはない。
怪獣もゼットンしか覚えていない。
長澤まさみが出ていなかったら、見に行かなかった。
ただよくできている映画であることは認めたい。
ウルトラマンの要素を散りばめつつ、破綻なくまとめている。
セリフが早口なので聞き取りにくいが、多分科学的であり、
政治的でもあると思う。
しかしこの映画がヒットしてしまうとしたら、
私にはわけがわからない。

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