そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

全国一斉休校の効果

2020年(令和2年)6月8日の熊日
「全国一斉休校 効果あった?」という見出しの記事が。
6月というと自粛要請が終わって、徐々に日常が取り戻せると
考えられていたころ。まだ始まって4ヶ月だったねと今でこそ言える。
この記事の論調は、安倍首相(当時)の一斉休業要請はよくなかったのではないかというものである。
ただ、では休業要請しなかったらどうだったのかを
現実に見ることはできないという意味で、効果を断定はできないのだ。
しかし、感染の第2波が来ても一斉休校は求めない考えを示しているという伝聞を書いていることからも、一斉休校はほぼ意味がなかったと
安倍首相が認めていたといことではないのか。
確かに情報なく先行きも見通せなかった2月に正しい判断ができたかと言えば、それは難しかっただろうと同情することはできる。
しかし忘れてはいけないのは、安倍政権は数々のスキャンダルと失政で
支持率も信頼も失い、追い詰められていたということである。
国政選挙で連勝していたとはいえ、他の政権より良さそうという
消極的な支持しかなかったのだから、自己防衛のための判断しかなかったと評価されても仕方がない。