そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

花冷え

花冷えという言葉があったね。
今年は桜の開花が早く、散るのも早い。
だから、花冷えのタイミングが浮いている。
さて、3月21日から大滝詠一さんのストリーミングサービスが
解禁された。開始ではなくなぜか「解禁」というのは
YouTubeに対抗して「公式」を強調する意図かもしれない。
周年企画でパッケージ界隈は勝負している昨今、
ナイアガラレーベルからも、ついに最後と思われる
「ロング・バケーション」の40周年盤が発売された。
大瀧さんが健在のときは、周年リマスターに賭けていたので、
ひょっとすると、世界初のCD化作品の一枚になったことと併せ、
執念の周年企画でも世界初となるのかもしれない。
アナログからデジタルへ、録音からマスタリングまで
すべてが異次元に突入した時代に、さまざまな苦労を重ねた
音楽業界の先達の一人であるとともに、
一介の趣味人でもあるところが素晴らしい人。
語り尽くせぬ。
いやいや、こういうことを思って書き始めたのではなかったが、
3月21日は今年も過ぎていった。



碑除幕式と落成式

法務省主催の旧菊池医療刑務支所跡地の碑除幕式に立ち会った。
上川陽子法務大臣が来るのかと思って行ったが、
法務省矯正局長が代理で挨拶文を読んだ。
碑の扱いは合志市との協議だろうが、碑文は
法務省の責任逃れという印象しかない。
いかに語り継ぐかは私たちの使命である。
さて、「熊本刑務所 菊池医療刑務支所跡」で検索すると、
往時の写真とストリートビューが今の所、まだ閲覧可能。
私が投稿したコメント(写真も私だと思う)もあります。
除幕式終了後、
合志楓の森小学校・中学校施設落成式に出席した。



スカイライン・ビジョン

定例会閉会。
肩の荷は少し降りた気がするが。
御代志地区区画整理がいつの間にか、
渋滞対策になっているような気がする。
渋滞対策なら、県道と国道387号の立体交差しかないだろう。
予算とか、いつとか、そういう話ではなく、
ビジョンとしての。



熊本市電延伸の時代錯誤

今朝の熊日熊本市電の延伸「自衛隊ルート」について
道路中央に軌道を設ける案を優先的に検討することにしたと
出ていた。
懐かしいサイドリザベーション。
しかしそれは今回さらに夢の彼方へ、という感じ。
「道路脇に軌道を設ける方式や県道からショートカットして
市道に入るルートよりも、車の通行や沿線の土地利用に与える
影響が少なく、影響が容易とした」とあるが、
結局、車優先のまちづくりのままで行くということである。
道路中央で路面電車を降りて、道路を横断しないといけない。
そのことがバリアフリーの大きな障壁だというのが、
共通の認識ではなかったのか。



オー!マイ・ボス!恋は別冊で

熊本放送の番組モニター募集のために書いたもの。
募集それ自体が本気でやっているとは思えない
いい加減なやり方というか、ホームページの仕様だった。
番組は今夜最終回。
モニターは不採用。

米国のドラマで似たような設定の番組があったような気がする。
人気の上白石萌音を使った安直さをはじめ、
他のキャストも絵に描いたようなお手軽さである。
ストーリーも先が読める。意外性もない。
それなのに、憎めない。見てしまう。
ある意味、それがいま必要とされるドラマなのだろうか。
なぜ、玉森裕太なのか。よくわからないが、悪くはない。
というか、好感度が高まった。
多分個性の無さが逆に強みになったのかもしれない。
編集長役の菜々緒姉弟というのも意外性というよりコミックそのもの。
しかし他のキャストにおいても、
高橋メアリージュンユースケ・サンタマリアなだぎ武
それぞれにいい味を出していると思う。
特になだぎファンとしては久しぶりでうれしい。
ユースケの宇賀神副社長の演技に迷いが見えるのは、
本人のものか、そういう役作りなのか、どうだろう。
倉科カナのハジケぶりには華がある。
間宮祥太朗の陰もいい感じに出ている。
久保田紗友も地味だけど、よくツボを押さえている。
つまり、適当な寄せ集めといい加減なお話に見えて、
しっかりとした作りだということなのではないか。
誰もが深読みをしたいためにドラマを見ているわけではなく、
仕事や家庭や人間関係でさまざまなストレスを抱える私たちが
どっぷりとその世界にはまることができる小一時間。
奈未役の上白石萌音は私の好きなタイプではないのだが、
そのスラップスティックな動きとオーバーな表情はなぜか許せてしまう。
ケレン味のない馬鹿さ加減で小さな歯車を回しつつ、
ファンタジーを大きく動かしている。
細かい部分ではそんなことあるわけないだろうとツッコミを入れながら、
大笑いしてしまう。それが計算通りだとしたら、すごい。
付け加えれば、熊本の家族がまた絡んできてくれたら、ありがたいです。



 

 

 

 

スーパードームツアー

ザ・イエロー・モンキーのドームツアーのブルーレイ3枚組を
少しずつ見ている。なんと贅沢な。
2019.12.28ナゴヤドーム
2020.2.11京セラドーム大阪
2020.11.3東京ドーム
新型コロナがなければ、東京ドームは昨年4月に2公演ある
予定だった。そういうこの歴史の記録ともなる。
期せずしてイエローモンキーは時代を映す。
そういうロックバンドなんだな。
つくづく思う。