熊本県知事選の立候補予定者討論会の記事を読む。
予定通り、皆さん立候補しましたが。
去る2月25日の掲載。
農業振興に向けた対策で、
蒲島郁夫氏は、農産物の販売促進先として、
首都圏や世界を想定している。
鎌倉孝幸氏も海外輸出に積極的。
矢上雅義氏は、関東、関西向けの販売強化。
岩下栄一氏は、販路については言及なし。
農家の所得を安定、向上させることは重要だが、
農産物を輸出品目として、私は考えたくない。
同じ日、別のページには、
国際協力銀行室長 本郷尚氏が、書いている。
「農業国である中国が
水の塊である農産物を大量に輸入するようになれば
水の重要性をあらためて思い知らされるだろう」
そのときは、輸出を止めればいいさ、という話か。
フードマイレージ、つまり食品や食材を
生産地から消費地まで運ぶ距離を考慮に入れる
環境経済学的な考え方では、県知事選の主張になりにくい、
のだろう。
まあ、私の考えが青いのかもしれないが。