そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

水野良樹のエッセイ②

令和2年(2020年)6月29日の熊日夕刊。
いきものがかり水野良樹の連載15回目。
だからこそ忘れないものだ。まだ名も知られていない頃、
関東からやってきた僕らのようなグループを小さなライブハウスに見に来て、それぞれの土地で熱く迎えてくれた人たちの表情を。
いつもステージで言っていた。
「もっと良い曲をつくって、必ずまた来ます」と。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて全国ツアーが延期となったことを受けて、
最初はハイエース1台で移動していた頃から、
次第に交通手段も良くなったことを書いたあと、上の記述に続く。
うまいなと思う。皮肉ではなく、実際そういう気持ちを
今も持ち続けているからこそ、全国ツアーができるのだろう。
あれから3年、新型コロナによる規制や自粛はかなり緩和された。
なくなったわけではないが、免疫を含め慣れていくしかない。
高齢者なので、6回目のワクチン接種の案内が来た。