そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

小泉今日子

今朝のNHK総合「あさイチ」に
連続ドラマ「あまちゃん」に主人公の母親役で出演中の
小泉今日子が出ていた。
Kyon²ももう47歳である。ドラマでは42歳の役であるが。

途中可燃ごみを出しに行ったら、
カラスが来ていたので、つつかないように
収集車が来るまで見張っていたために、
10分以上見ることができなかった。
一応録画はしてあるのだが。

番組でもちょこっとこの回が出ていたが、
久方ぶりに本よみうり堂をあけてみた。

上野千鶴子/湯山玲子著の『快楽上等!3・11以降を生きる』である。

 生まれて初めて教科書や参考書以外の本に
 ラインマーカーを引きまくった。
 私の未来。新しい世界、
 新しい生き方への受験勉強をしているみたいで楽しかった。
 晴れて合格しますように。 
(本文→リンク

こういうところ、うまいなあと思う。
ただまだ慣れていなかった頃の初々しさはなくなっている。
それもあって、いつの間にか彼女の書評を心待ちにしなくなったのだ。

いや、ただこちらの気分が変わったのかもしれない。
あんなに好きだったアーティストの新作に
興味が持てなくなったとき人は、
彼(彼女・彼ら)が変わってしまったのだと思い込む。
しかしいちばん変わったのは自分自身の嗜好かもしれないのだ。

そういう分かれ道は、
こりゃしょうがない。
彼女は自分のやりたいようにやるのかもしれないし、
プロデュースされるかもしれない。
売れるばかりではなく、飽きさせない方向かもしれない。
そしてそれらはすべてのファンが認めるとは限らない。
誰もがそれぞれに「進化」するのだから。

それでも、ときどきこう思うのだ。
小泉今日子のファンで良かった。
彼女より10歳年上の私であるが、
彼女とともに歳を重ねられることは一つの幸運である。