合志市議会平成25年第4回定例会が開会した。
冒頭の荒木義行市長のあいさつは、
そのうち、合志市のホームページに掲載されることと思うので、
正式な正確な内容は、そちらで確認してもらうとして、
来期、来年度に向けた抱負みたいなものがあったので、
そのことについて書いてみたい。
おそらく国政のことだと思うが、
変化のスピードが速いので、それについて行くために
機構改革をして情報収集のセクションを作りたいと。
何のための情報収集かと、そのときは感じたのだが、
いま『自治体事業』(吉田博編著・学陽書房刊)という本を読んでいて、
それによると、目的と手段はどちらが先というわけでもない
という記述があった。
確たる目的のための手段としての情報収集だけではなく、
集めているうちに、目的が見えてくるということもあるということか。
情報は発信するところに集まる。
公開は当たり前のこと。
効果的な発信にはかなりの技量が要る。
財政が厳しいのは、どこの自治体でも同じである。
日本という国自体が、どこに行くのか分らないのだから、
地方自治体の将来の見通しが立たないのは当然だ。
確たるビジョンを示せるかどうかに
首長としての力量が示される。
ただ、市民というのは、
自分の生活が一番大事なので、
多少暮らし向きが悪くなっても、そこそこで生きていければ、
市政になんか無関心なのではなかろうか。
政治にもっと怒りを感じるか、期待するなら、
選挙の投票率が下がり続けるなんてあり得ない。
政治にはまだまだ出番がないということだ。
ま、やばいと気づいたときはもう手遅れだろうけれど。