そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

普通の国

ニューズウィーク日本版8月11日/18日合併号に
ロバート・デュジャリック(テンプル大学日本校・
現代アジア研究所長)氏が書いている。
全体的に集団的自衛権に関わる安全保障法案の審議が、
アメリカ人的感覚ではまどろっこしいという論調。

タイトルは「なぜ日本は『普通の国』になれないのか」

「日本が戦争を始めようとしているわけでも、
独裁国家になろうとしているわけでもないことは明らかだ。
ただ、安倍が『ありのままの自分』を貫きすぎるがために、
自らの大義を損ねる結果を招いている」

「日本が真剣に国防を案じるならば、歴史的な問題で
物議を醸すよりも国の安全保障を重視し、
占領軍が残した進歩的な憲法に対して
超法規的な見方をしない指導力が求められる」

安倍首相に対する見方には賛同するが、
日本のことについて、あなたたちには口出しされたくない。
米国が世界の中心にいて、正義は自分たちにある。
そういう考え方での集団的自衛権行使は、
日本にとって相当危ういと私は思う。